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ヒメブタの会は、愛媛を舞台に自主映画制作を行っているクリエイティブ集団です。DSLR(一眼レフカメラ)で愛媛の風景を切り撮り、美しいストーリー作品に仕上げていきます。

TEL. 089-968-6251

〒790-0045 愛媛県松山市余戸中4-3-53 四国速記・記録センター内

制作日記DIARY

制作日記

2016年5月1日(日)
海に、しゃぼん玉、飛んでいけ。

 たくさんのいろいろな方に支えられて、監督第3作「海に、しゃぼん玉、飛んで。」を上映させていただきます。
 映画2本分の少々長い尺にはなっておりますが、いくつかのメジャー作品の現場をお断りしてコツコツ作った甲斐があったのではないかと思っています。
 初々しい主役たちのほか、桝形浩人さん、渡部和也さん、中村きくえさん、小倉朋子さん等々の演技、中でも、西岡光二さん(故人)が見せる入魂の姿、というかあの目を見にきてください。

2016年2月10日(水)
高校生映画教室、編集佳境

自治体、教育委員会さんの協力で実現した高校生映画教室。
Ediusを使った編集作業にもすぐに慣れました。
もう後ろで見てるだけで、何も言うことはありません。
松山に住む高校生たちが、同じ県内の限界集落を舞台に制作した作品にどういう想いを込めたのか。完成が楽しみです。
ちなみにこの子たちが持ち込むお菓子の量はハンパなくて、事務所には常にあま〜い香りが漂っています。

2015年6月9日(火)
三津浜キャバレー

現在制作中の映画「海に、しゃぼん玉、飛んで。」劇中劇用に三好さんに企画していただいたイベント「三津浜キャバレー」。大好評のうちに終了です。ヒメブタの会ではこちらの撮影を担当させていただきました。

前日のリハーサル時にはたくさんのエキストラの方々に入っていただいて、主人公の一人を演じる大野真依がイベントを観て涙するシーンの撮影ができました。本編ではこの2つを組み合わせて1つのストーリーに仕上げます。

エキストラのみなさん、イベントでご協力いただいた出演者のみなさん、ありがとうございました。

2015年4月19日(日)
クランクイン

第3回作品「海に、しゃぼん玉、飛んで。」本日無事クランクインしました。
天気が心配でしたが、予定どおりのメニューを消化できました。
参加いただきましたみなさん、ありがとうございました。
今回もとても楽しい現場です。
スチールは清原くんです。

2015年3月15日(日)
新作映画顔合わせ&スチール撮り

「食堂ゆすかわ」に続くヒメブタの会第3回作品「海に、しゃぼん玉、飛んで。」。
4月からの撮影をひかえ、舞台となる三津・木村邸に主要キャスト・スタッフが集合しました。
今回はこの仲間たちと一緒に映画制作をスタートします。
みなさんよろしくお願いします。

2014年10月26日(日)
ピザ焼き講習会

11/2に上映される映画「食堂ゆすかわ」の料理監修者、トクナガ。
上映イベントに向け、遊子川でピザ焼き講習会。
地元の熟女たちに囲まれ、思わず笑みがこぼれる。
写真はお礼のトマトで作ったナポリタン。

2014年10月7日(火)
Shima jam 2014 in 鹿島

ヒメブタの会は、先日北条鹿島で行われた「Shima jam 2014 in 鹿島」の撮影を担当させていただきました。
インタビューのお相手は小沼ようすけさん。
EBCプロダクションの岡田さんが助っ人です。いろいろ勉強になりました。
屋外だったらドリーも使ってみたかった。

お客さんもいっぱい。
終わったあと、みんなで北京の唐揚げを食べて帰りました。(笑)

2014年9月26日(金)
あなたはどの子が観たいですか?

次回制作の映画出演者を募集してます。
目ヂカラのある子たちを撮っていると、やる気がわいてきますね!

2014年7月4日(金)
新しい参加者を迎えてミーティング

自主映画制作をしている外部の方もゲストに向かえ、みんなで情報やマンパワーを共有して新しいことができればいいと思います。
新しく舞台1本、映画4本の企画があがってました。
国会の中にいる人々は上から下を見てるので嫌でも後ろが見えるでしょうが、自分たちはできるだけ前と上だけを見て進んで行こうと思います。
「少しずつ力を出し合って、少しずつ夢をかなえる」
「言いたいことは作品の中で語る」
ことがヒメブタの会のコンセプトですから。

2014年8月4日(月)
地元小学生の心の叫び

「食堂ゆすかわ」。
劇場公開に向けて予告編を作っています。
久しぶりに、地元の方との交流が心地よい。

あと、小学生が今一番欲しいものはこれらしいです。

2014年5月12日(月)
「食堂ゆすかわ」完成!

5/11(日)、撮影が行われた西予市遊子川公民館にて映画「食堂ゆすかわ」の完成披露上映会が大入満員の中行われました。

お年寄りから子どもさん、撮影に参加された地元の方から地区外、副市長や議員さんにいたるまで200名以上の方にご来場いただきました。
ご参加・ご協力いただきました各位に厚く御礼申し上げます。

2013年8月15日(木)
睦月島とこのみさんと
12日は、愛媛出身の映像作家、杉田このみさんのプロジェクトに参加してきました。

独特な歴史を辿った睦月島は、松山に住んでいても意外と行ったことない人が多いと思います。
このみさんに島の案内をしてもらい、おかげでいい夏のイメージが撮影できました。
崎岡さんのウクレレも素敵でしたw
2013年8月14日(水)
映画づくりを志す高校生

今日は映画監督を目指す女子高生、りおちゃんの初撮影日です。

初めてでいろいろ大変だったと思うけど頑張りました。
主演も兼ね、最後はリングで血糊まみれ。
母校の中学校の先生、ボクシングジムの方にもお世話になりました。

ヒメブタの会では「映画を作りたい」若い人のバックアップもしてます。

2012年12月24日(月)
クランクアップ

最近活動報告の場がFacebook上に移りつつあることもあり、ずいぶんここでの発信をしていませんでしたが、ついに23日クランクアップを迎えました。

クランクインから2年4カ月。あの日と同じメインキャストで撮影を終わることになったのは、決して意識したわけではないのだが、監督の立場としてはとても感慨深いものがあった。
北風強い厳寒の海、夏服で頑張ってくれた二人のこの笑顔が、この日の訪れの価値を如実に表している。

開始当時3年生だったまーくんもすでに6年生。
今思えば、10名に満たない有志ではじめたこの活動は、ほんの小さなキッカケであり、吹けば飛ぶような遊びであり、明日の見えない足掻きだった。それが今や、自主映画としては異例の100人を超える人々がかかわるプロジェクトになった。
そんなたくさんの人々が、嫌な顔ひとつ見せることなく無償の労を提供してくれたことは、私にとって大きなナゾなのだが、その理由や意義も含めてこれからゆっくり考察していきたいと思っている。

編集作業も8割がた目途がつき、まだ多少素材録りや音楽制作等が残っているものの、近いうちに映画として完成することが現実となった。
参加して下さったみなさん、この映画は私だけの映画ではありません。
みなさん一人一人がいなければ、協力してくれなければ、この日を迎えることはできませんでした。

この場を借りて、海よりも深く、空よりも澄み切った感謝を申し上げます。

2012年4月6日(金)
映画音楽


映画音楽が大好きです。

いわゆる、サウンドトラックとかBGMといわれる、映像を引き立てるために作られた音楽たち。

ニーノ・ロータ、エンニオ・モリコーネといった巨匠も大好きですが、私が映画音楽に熱中しはじめたのは、高校生の頃。
「フラッシュダンス」や「フットルース」を手掛けたジョルジオ・モローダーの音楽に出会ってからです。

当時はまだCDよりもレコードが主流で、松山にも「サウンドサイト」「Rock's」という貸レコード店があり、毎日のように通っては借りたものです。
ですが、サントラのコーナーは小さく、そこにあるのはメジャーなアルバムばかり。
FMの「スクリーンミュージックをあなたに」等で時折紹介される、マイナーだけど、「これすっげえいい曲!」って思った映画のサントラは、まず置いてありません。

レコードで借りれないけど、どうしても聴きたいサントラは買うしかない。
高校生のお小遣いには限りがあります。そんなに頻繁に買えるもんじゃありません。
ですがいろんなものを我慢して、大金はたいてやっと買ったレコードは珠玉の宝物。
何度も何度も、家で繰り返し聴いたものです。
とりあえずituneにリッピングして、曲名もろくに見ないで流し聴く今とは大違い。
モローダーの「エレクトリック・ドリームス」、その弟子フォルターマイヤーの「誘惑」、シモネッティの「フェノミナ」等々…。

その中で、最近までどうしても手に入れられなかったサントラがあります。
それは、トム・クルーズ主演にも関わらず超マイナー作品の「愛と栄光の彼方に」。
ネットで調べてもCD化されてないらしく、全くヒットしない。
これはつい最近、米Amazonを通じてレコードで買いました。それをmp3変換して聴いています。

25年以上探し続けてやっと手に入れた音源。
これを自宅で一人で聴いていると、あの頃の気持ちが甦ってくるようです。

2011年12月31日(土)
今年も1年、ありがとうございました!


結局年内中のクランクアップとはならなかったが、今年も事故や怪我なく、1年を終えることができました。

どうしても撮影が終わらなかった数シーンは、来春に持ち越しとなりました。

撮影の追い込み、引っ越し、本業と忙しく、すっかりこの制作日記もご無沙汰していましたが、30日には忘年会を開くことができました。
昨年と比べると、参加してくださった方も倍くらいに増え、いろんな方に支えてもらったことを再確認しました。
この場で上映した予告編も好評のようでひとまず安心。
来年は編集、アフレコ、音楽制作、残りの撮影を経て、5〜6月くらいには完成させたいと思います。

どうぞお身体には気を付けて、来年また笑顔で頑張りましょう。
皆さん、よいお年を!

2011年10月29日(土)
ピリオドに向けて


季節が夏から秋に変わり、長かった撮影もいよいよ出口が見えてきた。
クランクイン直後は、あてのない大海にガンガンオールを突き立てていたが、今はその乱れた航跡をどう整えるかやっきになっている。

今日の撮影で、主人公の1人であるゆきちゃんの撮影がアップしました。
撮影が長期におよぶ中、仕事が変わったり、プライベートも事件だらけの中、なんとか時間を都合して頑張ってくれました。
アフレコ、追加撮影もあるかもですが、とりあえず終わってひと安心の様子。

残りの撮影も急ぎたいのだが、キャストそれぞれに都合があってうまくいかないことのほうが多い(T_T)
制作にあたって必ずぶち当たる問題なのだが…
「緑が紅葉になってしまうよぉ〜!」 「吐く息が白く写っちまうぅ〜」
…焦らず頑張りたい…(@_@。

あと、いよいよ来月には新しい事務所がオープンします!
アフレコや、ちょっとしたレコーディングができるスタジオも併設の予定!
まずはクランクアップすることが先決ですが、その後の編集や音楽づくりの準備も徐々に進みつつあります。

また完成したら報告させてもらいますね!

2011年9月22日(木)
iPadの効用


最近iPadを撮影でもプライベートでも使っています。

今回は「こんなふうに撮影現場で使えるよ」というお話です。

私が使っているのは64GBの白いヤツです。
映像データを取り扱うにはもうちょっと容量が欲しいところ。
3Gは捨ててWi-Fiだけのモデルにしてみました。

@
この中にシナリオと絵コンテを全てPDFで入れておきます。
これでいちいち分厚い書類を持たなくてすみます。
アプリを使えばPDFデータに書き込みをすることも。
今使ってるのは無印良品のアプリ「MUJI NOTE」です。
撮影が終わったカットに撮影済みの印とファイル番号、気になったことなんかを記入。
スクリプター代わりに使っちゃってます。

A
撮影済みの映像や編集途中の画をみんなでチェックできます。
風呂蓋って呼ばれてるカバーがあると、スタンドになって便利。

B
エキストラの子どもがいる時にはお絵かきアプリで遊んでもらえます。
楽しいのでたまに大人が夢中になっていることもw

C
極めつけはレフ板、照明としても使えます。
専用のアプリもあるのでチェックしてみては。

D
でも、私はカンペのアプリが一番好きですw

2011年8月29日(月)
戦場で


日曜日に新居浜でロケをしました。


場所はサバイバルゲームフィールドのバンガードさん。
よく作り込まれた、個人的に大好きな場所です。
国内でもこれだけ雰囲気のある場所はないのではないでしょうか。

今回は松山在住の外国人、Michael、Sean、Alexの3人にも出演してもらいました。
兵士役がキマッてますね。

死体役の大窪さん、主役のタイゾーも血糊まみれになって頑張ってくれました。
死体ってホントに大変なんです。固い床の上で長時間ありがとうございました!


前日までは、今回の映画撮影のなかで「一番ヘビーな撮影になるだろうなぁ」と戦々恐々でしたが、終わってみると今までで一番くらいに楽しかったんじゃないかと思うほどでした。
これもスタッフ・キャストの頑張りのおかげ。
途中少しにわか雨もありましたが、予定より早く17時くらいには無事撮り終えることができました。

今回の写真は出演者の1人、Michaelの提供によるものです。
彼は、かつて海兵隊に所属していたお父さんの服を着て、サイコーの演技を見せてくれました。

ありがとうマイケル!また楽しくやりましょう!!

2011年8月15日(月)
フロアさん


以前の日記でも紹介させていただきましたが、撮影所近くにあるイタリアンのお店「フロア」さんには、何かとお世話になってます。

撮影の合間の食事はもちろん、ロケ、人さがしまで。
午前中の撮影で暑さにメタメタにやられても、ここに来てハーブソーダとジェノベーゼを食べれば、一気にリフレッシュされます。

ウチのスタッフも大好きで、「今日の撮影上がりはフロア行くか!」と言うだけで、みんなテンションが上がっちゃいます。

そうです。単純に食いしんぼが多いだけなのです。

昨日はフロアさんがハーブを育てている畑でヒマワリを撮影しました。
辺りにはふんわりとハーブの香りが漂い、いいカンジです。
それにしてもヒマワリの黄と夏空の青って、何て合うんでしょうか。まるでパスタとトマトのようです。(また食い物w)
ここのヒマワリはイイ環境のせいか美人が多くて助かりました。

フロアさんはだいたい何でもおいしいのですが、特におススメはミートパスタとラザニアです。
オーナーの徳永さんもこれには自信もってるみたいです。
夏はぜひ爽やかなハーブソーダとハーブいっぱいのジェノベーゼを!
冬は新鮮な魚介のペスカトーレとチーズのたっぷりかかったラザニアを!


いやあ、とっても宣伝しときました〜w
今後ともよろしくお願いします。

>^_^<

2011年7月12日(火)
七合目


去年の8月にクランクインした撮影も、ずいぶん進捗した。現在は七合目といったところだろうか。

10日の日曜日には、この作品で最も撮りたかったシーン130を撮影した。
大好きなシンメトリーの構図。
メインビジュアルとしての扱いも考慮し、腕利きのカメラマン、ナカタさんにスチル撮影もしてもらった。

そろそろ1年で七合目。ここまで長かったとも、短かったとも感じられる。

撮影の方法や機材、技術の面においても格段の進歩があった。
当初撮っていた画と比べると、現在撮っている画はまるで別物だ。
急がなくてもいいから、この進歩を継続していきたい。
一生この進歩を楽しんでいきたい。

このチャレンジをする前まで、自分は死に体だった。
まだ完成していないにもかかわらず、自分は人生でやりたいことをやった。ここで死んでも悔いはないと思っている自分がいる。

いやいや、完成させるまでまだ先は長い。
というわけで、皆さんよろしくお願いします。

夏の空、夕焼け。忙しい中参加してくれるスタッフ、キャスト。
美しい郷土の自然と皆さんの力が、少し疲れた背中をおしてくれるように感じます。
>^_^<

2011年6月2日(木)
5D2にうってつけのミキサーとは


この前はブツ撮りをした。

スタジオ撮影はサラリーマン時代によく立ち会ったが、実際に自分でやるのは難しい。
カメラマンのナカタさんのアドバイスのもと、見よう見まね。
ブツ(ミニカー)の台座には先日購入したリモート雲台を使って、ゆっくりと回転するようにしてみた。

最近、デジイチ撮影に最適なフィールドミキサーとは何か?ということを考えている。
「最適な」という中には、性能だけでなく適正な価格である、ということも多くを占める。

今候補は4つあって、一番いいのはSIGMAのSS-302Rex。発売されたばかりで、性能は放送局の折り紙つき。このモデルからはレコーダーとしての機能も備え、永く使えることは間違いない。音もいい。丈夫。でも35万。う〜ん。

国産のもう1つの候補はAZDENのFMX-42。コスパ高し。だが使ったことのないメーカーに憧れてしまう。

そこで今筆頭は米Sound Devices社のMixPre-D。発表されたばかりで未知数なところはあるが、アメリカではそこそこ実績・信頼のある同社のミキサー。5D2で使うことを意識して設計されており、食指が動く。というか、もう発注してしまった…。だが、プレオーダー状態で業者からの音沙汰ナシ。

で、注目しているのが映画撮影の現場でも使われているというSHUREのFP33。SHUREはマイクしか持ってないが、撮影用のワンアイテムというよりは音録りの機械としていい仕事をしてくれそうなニオイがプンプンする…。

ということで、後者2つのどれかを選ぶ予定。ひょっとしたら両方買っちゃうかもしれないぞ。
誰か止めてくれ!

2011年5月9日(月)
メシネタ


最近メシネタがないですね…と言ってくださる方がいたので、最近食べた肉三連発!

一枚目
トゥールネ・ラ・ページュをされてた矢野さんの新しいお店、「ル・ミストラル」の種子島牛。
こじんまりした素敵なお店です。席数が少ないのと、基本お一人でやってらっしゃるお店なので、平日夜がおススメでしょうか。

二枚目
隠れ家ビストロ「グリーン・ヴェール」さんで食べたコースメインの牛ステーキトリュフ添え。隠れ家といっても、マイロさんや確かイグレックさんもここにあった気が…?あ、レゾンデートルも?
ランチも安くて美味しいらしいです。行ったことありません(@_@。

三枚目
「ファニー」さん、カフェのようで実は食事も美味しい、イベリコ豚の肩ロースステーキ。脂は多いですが、肉ってカンジが濃厚に感じられていいです。
予約してコースでいただくのがお得です。

以上、肉の三連発レポートでした。楽しんでいただけましたでしょうか^_^;
最近、野菜は「青空食堂」さんによく食べにいってます。

2011年4月15日(金)
お花見のあとの大実験


ヒメブタのメンバーでお花見に行きました。
行先は、大島の沖に浮かぶかつての海賊島、能島。
年間この土日しか船の出ない無人島とあって来るのは初めてという人が多く、皆さん楽しんでいたようです。

桜はまさにこの世の春を謳歌するごとくその桜花を見せつけ…、ナカタさんは今年のテーマである船上カメラマンとして、かつての戦場の跡を歩き回っていました…。


撮影所に帰ってきてからは、ウッチーと3人でマンフロットの7m三脚が果たして使いものになるのか、どんな画が撮れるか大実験。
梱包を解いてみると、たたんだ状態で既に1.7mある。フツーの三脚の延ばしきった長さである。

映像が確認できるように長めのHDMIケーブルをモニターに接続し、リモート雲台の上には5D2。
30万くらいするカメラとレンズを、今日初めて触るあやしい機材、全く頼もしく見えない細い鉄棒の先っちょにおずおずと取り付ける私。
そんなことはお構いなくガンガン三脚を延ばしていく、私が全幅の信頼をおくスタッフ2人。

「結構揺れますね〜」
「このしなり方、どんな画になってるか楽しみですねぇ〜」
「オレの…5D…オレの…」

撮れた画はこんなカンジです。

2011年4月11日(月)
乗車シーン撮影

今回は「撮影機材」のページでも紹介している、SLIKのカーウィンド―マウントを使ってみた。
乗車シーンの撮影といえば、車を並走させて大がかりな機材やクレーンを使って、また小さな照明を役者さんの顔に当たるようにしっかり仕込んでと、なかなか大変だ。

むろん我々のような弱小集団にそんなことはできるはずもない。できれば道路許可なんかも受けずにパッパと撮ってしまいたい。
その点、デジイチは軽量軽便で、単焦点レンズを使えばしっかり明るいし、ボケ味も生かせる。
こういう時こそDSLRの出番である。

今回はイメージシーンなのでセリフもないが、後席に音声スタッフを座らせてミキサーを持ち込めば、乗車中の会話も撮れるだろう。

実験半分の撮影だったが、思ったよりもうまくいった。予想外の収穫もあった。
こういう経験を蓄積していって、今手伝ってくれているスタッフが自分の作品を撮る時や、同じくこういった手法で自主映画を撮ろうとする人たちに、微力ながらもフィードバックできたらとっても嬉しい。

次回は、7m高三脚のレポートです。
お楽しみに!!

2011年3月31日(木)
何とか乗り切った年度末

この時期はいろんなものが動く。
モノも、ヒトも。
仕事も、お金も、人の心も。命も。

私の本業も3月が繁忙期。
連日深夜に及ぶ残業、というか深夜しかゆっくり机に向かえないありさま。
それをしながらの映画制作。
しかもよりによって月末の29〜31日、キャストの都合もありガッツリ撮影予定を入れてみた。
結果…轟沈。疲れた(@_@。

まだ少し寒いのと花粉が怖いので、長時間の外ロケは避けて、屋内で宴会シーンを集中的に3日間で撮るプラン。
アート蔵撮影所のいいところは、窓を閉めれば昼間でも真っ暗なこと。
おかげで真っ昼間でも夜のシーンが撮れる。

今回はマッキーのミキサーを持ち込み、登場人物3人にそれぞれ1本ずつのマイクで3チャンネル録音。
マスターはもちろんBWFで録るわけだが、その他に音のアウトが3本出せるので、3つの5D全てのマイク端子にミックス音をぶち込んでみた。
マイクはfostexのペアマイクとRODEのNTG3。
ミキサーの性能のおかげか、今までにない音が出せたような気がします。

1日目夜にリハーサルをして、2日目、3日目で撮影。
2日目は前日リハのおかげで出だしは快調。
だが、リアルにビールを飲みながら撮影したりょーさんのセリフ覚えが悪くなり難航…^_^;
3日目はキャストの1人が参加できなくなり、結局撮り残しを出してしまった。

このように自主映画制作はうまくいかないことがイロイロありますが、ここで焦ったり、クサったりは禁物と、笑顔で乗り切る。
とりあえず4月からは仕事のほうもひと息つくので、1日休んでまた走れるように準備しておきたい!

あと…
新しい助監督のウッチーは、徐々に馴染んでます!
いや、合わせてくれてるのか!?
>^_^<

2011年3月18日(金)
今年は音を
今年のテーマは「録る」である。

去年は「撮る」ということを頑張ってみた。
素人考えながら、いろんなレンズや機材に手を出し、出かけ、撮りまくった。
たくさん失敗もした。恥もかいた。
振り返ってみると、買ったものの「もう2度と使わないかもしれない」機材たちが恨みの目でこちらを見ている。
だが、こいつらと去年の経験で無駄になったものなど、ひとつもないと言える。
いや、言いたい!

上を見ればキリがないが、とりあえずの「画」が撮れるようになったということにして、今年は音の勉強をしよう。

今撮影しているものにも、音の不満はたくさんある。
もともと今の一眼ムービーは音録りの機能は極めてプア。
周辺機器も含めてこれから変わっていくだろうが、まだ教本のない世界なのでとりあえず自分でいろいろ考えて作っていくしかない。
それが楽しい。
いや、楽しみととらえねば。

また恨みを買う買い物をいろいろ考えてみよう。
2011年2月19日(土)
さらばJALラビッツ

最近、バスケに行ってない。
撮影と仕事がないのにかまけて、半年はやってない気がする。

バスケは見るのもやるのも好きで、特に日本の女子バスケ、Wリーグはよく見ている。
JXの吉田(気合入ってる)と、シャンソンの藤吉(とにかくカワイイ)がお気に入りだ。

そのリーグの1チーム、JALラビッツが今シーズンいっぱいでなくなってしまう。
しかもその最後の試合は、明日すぐ近くのコミセンで行われるそうな。

「…行きたい!」
しかし明日は前々から撮影と決まっている。
中止にしてもいいのだが、場所を提供していただいている会社やキャスト、スタッフに迷惑はかけられない。

一時はリーグの優勝争いにも加わり、全日本で優勝したこともあるJAL。
熱血漢イム・ヨンボのもと、野心的なシステムでリーグを盛り上げ、映画化もされたJAL。
中心選手の矢代、岩村をはじめ、そのスタイルに憧れ今年から入ってきた新人たちはどんな表情を見せるのだろう。
その最後の雄姿を松山で。こんな機会は滅多にない。

だが、やはり撮影を優先することにした。
こんな時の気持ちの切り換え方は決まっている。
それに負けない映画をつくること。
それを犠牲にしてもこれをやってよかった!という結果を目指すこと。

と、いうわけで。
頑張れ選手たち!
頑張れ自分!

2011年2月3日(木)
編集は難しい

ここんとこ撮影がないので、撮りだめた素材を使って少しずつ編集作業をしています。
春までにできるだけ編集作業を進めて、追加撮影の必要な箇所をリストアップしておきたいのです。

今日は主役3人が初めて出会うシーン26、回想シーンの中で唯一編集の終わってなかったシーン177-178を編集しました。
つながらない等、思惑と違ったショットはもちろんですが、セリフや音声の追加録音等の必要が随分出てきて、自分の撮影の未熟さを痛感させられます。

一応今年いっぱいでの完成を目指しているので時間はあるのですが、「いつでもできること」は、ついつい後回しにしてしまいがちです。
私の好きなベルトリッチの映画に「シェルタリング・スカイ」という作品がありますが、あの作品の最後のセリフが大好きです。

人は自分の死を予知できず、人生を尽きせぬ泉だと思う。だが、物事はすべて数回起こるか起こらないかだ。
自分の人生を左右したと思えるほど大切な子供の頃の思い出も、あと何回心に思い浮かべるか?せいぜい4、5回思い出すくらいだ。
あと何回満月を眺めるか?せいぜい20回だろう。
だが、人は無限の機会があると思い込んでいる。

つまり、やろう・やれると思ったことは、面倒くさがらずにすぐやるべしということだろうと思います。

文明人の永遠のテーマ、怠惰とストレス。
娯楽が飽和したこの国では、これらと真剣に向き合うことはとても大事なことだろうと思います。

2011年1月24日(月)
夢の実現は現実的に

知り合いの事務所を借り切ってロケを行いました。
暖房が効いているとはいえ、寒い中で夏服の撮影、皆さんご苦労様でした。

今回は撮影風景をハンディカムで撮影してもらいました。
自分の演出を客観的にみることができて、いい勉強になりました。

演出とは面白い作業で、妥協をいかにするかしないか、そのバランスが肝要になってきます。
正解があるわけではなく、ましてや自分の作品なので自由に進めたのでいいのですが、スタッフ・キャストの考えや体調、タイムスケジュールのこと等も考えなければなりません。

映画やドラマを見ていると、「自分ならこうする」とか、「こう撮ったほうがいいのに」と思うことが、よくあります。
ですが実際に自分で撮ってみると、思ったことの半分も満足にいかないことが多くあります。
人生も同じです。

自分の好きなカットだけで映画はできない。
人は自分のやりたいことを、よく「夢」と表現するが、夢をみることは自由で誰でもできる。
しかし夢の実現は、成し難く不自由なものだ。

そんなことと戦うことも含めて、大らかに楽しみながらやっていくことが私の「夢」です。

2011年1月22日(土)
ミニカーたち

日曜日の撮影準備をひとりぼっちでやりました。

といってもひたすらミニカー並べてただけ。

車好きの社長の会社、って設定です。

意外と楽しかった。

男のマロン。

2011年1月14日(金)
サイトオープン

専用サイトをオープンしてみました。

よちよち歩きですが、勇気をもって一歩目を踏み出したいと思います。

コンテンツもデザインも大したものではありませんが、日々充実させていきたいと思います。

よろしくお願いします。




ヒメブタの会
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  Thank you!〜ZINNIA〜
     (愛媛発のタレント事務所)