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Himebuta-no-kai ( a volunteer group creating films staged in Ehime, Japan )
愛媛を舞台にした自主映画の会(ヒメブタの会) 第5回作品
その町には、水族館と赤い橋。そして、あらしの風が吹いていた。
国の重要文化財で、現役で動く日本最古の道路可動橋(バスキュール式鉄鋼開閉橋)「長浜大橋」。
世界的にも稀有で神秘的な自然現象である「肱川あらし」。
そして、かつて水族館のあった町にあって、世界にその学術研究が認められている「長浜高校水族館部」。
魅力的な地域の宝をモチーフとして、そこに住む人々の暮らし、歴史、景色。
人々のふれあい、喜び、悩み、そして未来を、美しいビジュアルと重厚なドラマによって描き出します。
「肱川あらし、まだ見たことなかったよね?」
<ストーリー>
舞台は愛媛県大洲市の長浜地区。ここには3つの名物がある。
国の重要文化財で、現役で動く日本最古の道路可動橋(バスキュール式鉄鋼開閉橋)「長浜大橋」。
世界的にも稀有で神秘的な自然現象である「肱川あらし」。
そして、かつて水族館のあった町にあって、世界にその学術研究が認められている「長浜高校水族館部」。
そんな長浜高校に、ある日東京から転校生がやってきた。名前は北沢灯里、2年生。彼女は都会の学校で
人間不信から不登校になり、心配した母親が離婚した夫のもとに泣く泣く転校させたのだった。
彼女は水族館部に入部し、地元・肱川あらし予報会のイメージキャラクターを務めるアイドル、
竹内愛深と出会う。2人は一緒に水族館部のクマノミたちを世話することで仲良くなっていく。
小さな学校、小さな田舎の港町。月1回の公開日や生き物を育てること、仲間の生徒たちや町の人々との
触れ合いを通じて徐々に自分を取り戻し、成長していく灯里。
だがある日、自分たちが世話するクマノミが病気になったことをはじまりに、事件が灯里たちを襲う。
さらに水族館部に活動休止の危機が。灯里と部員たちは、どうこの困難を乗り越えていくのか…。
<解説>
人口減少や町の活性化に課題を抱える長浜地区の有志たちで組織された「大洲長浜映画制作委員会」。愛媛県内で「食堂ゆすかわ」等、数々の地域映画を手がける森幸一郎監督率いる「ヒメブタの会(愛媛を舞台にした自主映画の会)」。両者が手を取り合って企画・制作した地域振興映画。大洲市の補助を受け、撮影に当たっては地元住民や舞台となった長浜高校の生徒・教職員たち300人以上が参加。キャスト・スタッフは全てボランティアで、平成29年11月から翌年3月の、主に土日祝日や冬休みを利用して撮影・制作された。撮影に当たっては、実在する「愛媛県立長浜高等学校」の全面協力により同校で長期ロケが行われ、映画に登場する建物や教室、水族館部の風景は実際のもの。ロケは長浜地区各所で行われ、見せ場となる水族館部の一般公開シーンでは、地元住民たち150人以上がエキストラとして出演している。
出演
廣瀬 里紗 竹内 愛深
竹尾 椎奈 村橋 楽南 中田 萌々 高岡 佑衣 片上 小蒔 高岡 茉愛 安藤 彩葉
山崎 一輝 山下 凌 山本 翔也 松下 虎太朗 渡辺 光貴 野村 健太郎 大橋 梓 ほか
特別出演
やの ひろみ 林家 染太 水口 佳美 城戸 けんじろ 菊原 結里亜
撮影監督
三好 美凪
音楽
池田 和憲
プロデューサー・監督・脚本
森 幸一郎
協力
大洲市 愛媛県立長浜高等学校
後援
大洲市教育委員会
制作
大洲長浜映画制作委員会
愛媛を舞台にした自主映画の会(ヒメブタの会)
2016年制作 1920×1080 カラー 本編約160分